コラム

お正月休みは革のお手入れをしましょう

2019/12/29

メンテナンス

こんにちは、香久山鞄店 表参道店の味木です。

クリスマスも過ぎ、いよいよお正月ですね。「今年やり残したことはないかな? 」と毎年のことなのに年末は思いが巡ってソワソワしてしまいます。

年が明ける前に家の大掃除が終わってホッと一息、正月休みはこたつを囲んでのんびりと家で過ごしたいですね。

ただ皆さん、バッグのお手入れをお忘れでありませんか?家で座ったまま、テレビを見ながらでもカンタンに行うことができるお手入れもありますので、大掃除のついでに1年間毎日のように使ったバッグに感謝の気持を込めて、キレイにお手入れしてみるというのはいかがでしょうか!

革バッグのお手入れ手順

愛用歴2年 プラトウレザートート(M)バーガンディー

今回は私が仕事用として2年間毎日のように愛用しているPLATEAUプラトウレザートート(M) バーガンディー色のお手入れをしようと思います。

新品のプラトウレザートート(M)バーガンディー

2枚目の写真は新品の状態のプラトウレザートート(M) バーガンディー色です。比べると写真1枚目は2年間愛用して落ち着いた色から少し明るくなり、質感もしなやかさが出てきてとても気に入っています。では、早速始めたいと思います。

ブラッシング

まずは馬毛ブラシを使ってブラッシングし、ホコリや汚れを落とします。ブラシには固くコシのあるブタ毛など様々な種類がありますが、ホコリ落としには柔らかく革に傷をつけにくい馬毛ブラシを使うのが一般的です。

ウエス

ウエスを指に巻いて、革クリームを少量取ります。古くなったTシャツの切れ端など柔らかい布でOKです。

お手入れのクリームは、革製バッグに使えると記載のある無色の物を初めはお使いください(※一度、シミにならないかなど目立たないところで試し塗りをされることをおすすめいたします)。

革の色が似ているということで、バッグ用ではなく用途の異なる靴専用の色のついたクリームをお使いになりますと、もしかしたら着ているお洋服やパンツなどに色移りをしてしまうかもしれません。万が一、油分の多い染料が衣服に付いてしまうと、洗濯しても容易に落とすことはできませんので、バッグにはどんな色の革にもお使いになれる無色のお手入れクリームをおすすめいたします。

まず目立ちにくいところで確認

先程もお伝えいたしましたようにバッグの底面など目立ちにくい箇所に少しクリームをつけて、シミになったり色落ちしないかをご確認ください。

目立ちにくいところで試して色落ちなど起こらないようでしたら、全体にまんべんなく塗っていきます。ベタッといっぱい塗りすぎるとクリームの付きが濃い部分と薄い部分ができてムラになってしまいますので、少量を伸ばすように少しずつ塗る範囲を広げていってください。また、力を入れて塗り込むと色落ちしてしまうかもしれませんので優しく丁寧に塗りましょう。

乾拭き

全体を塗り終わったら、先ほどとは別のウエスで仕上げに乾拭きしてクリームを革に馴染ませるのと同時に余分なクリームを落とします。

スレ ビフォー
スレ アフター

肉盛りされた部分がスレていたのですが、クリームでお手入れするとスレが目立たなくなりました(写真上:ビフォー、下:アフター)

バッグの細かい部分にはミニブラシを使う

バッグの細かいところや財布などの小物にはミニブラシを使うと、大きいブラシでは届かないところもお掃除できて効果的です。

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