コラム

~スタッフの愛用品~ 世界に一つだけの名刺入れ

2020年8月23日

革小物

こんにちは。鞄工房山本 盛谷です。
前回のブログで「毎日本当に暑いですね……」と書きましたが、一転して、昨日あたりから秋の気配を感じるようになりました。 日の長さを短く感じたり、秋の虫の音が聞こえ始めたり……。

ふとカレンダーを見ると、今日8月23日は二十四節気の「処暑」。処暑は、厳しい暑さが落ち着く頃のこと。 二十四節気と実際の季節の移り変わりが重なると、「昔の人ってすごいなあ」と思わずにはいられません。 そういえば、数年前、「雨水」の日に前日までの雪模様が打って変わって、雨が降り出したこともありました。 昔の人々が大切にしていた季節の移ろいを、私たちも日々感じていきたいものですね。

さて今回のブログでは、鞄工房山本が扱っている鹿革の良さを皆さんに知っていただくべく、スタッフが愛用しているアイテムをご紹介したいと思います

スタッフの愛用品「鹿革の名刺入れ(生成り)」

私の愛用品はこちら。「鹿革の名刺入れ」です。色は「生成り」。使い始めて約4年がたちました。

鹿革の名刺入れ

もともとは、右側の乳白色のような淡い色でしたが、約4年使うにつれて左の写真のような風合いに変化してきました。

革製品の良さを実感できるタンニン鞣しの「生成り」

このブログを読んでくださっている方の中には、革製品をお好きな方がたくさんいらっしゃるかと思いますが、その理由は様々でしょう。

  • 丈夫で永く使えるから
  • 経年変化で風合いが出てくるから
  • 天然の素材で一つひとつ表情が異なるから

この名刺入れは、革製品の特長の一つである「経年変化による風合いの変化」をはっきりと感じることのできるアイテムなのです。

その理由はタンニンで鞣されたヌメ革であること。つまり表面加工が施されていないため、使い続けるうちに革の表情がどんどん変化していくのです。 名刺入れなので手で触る機会も多く、手の脂も染み込んでいます。(他にも当店で扱っている商品のうち「憲法黒」はタンニンなめしです。)

なめし方については過去のブログでご紹介しています。そちらも併せてご覧ください。

★過去のブログはこちらから
<2019年1月17日>「ヌメ革の名刺入れで自分にしかできないエイジングを楽しんでみる」
<2019年1月3日>「月のように幻想的な、月白の革製品を持って新しい自分を発見してみる」

特別なお手入れは必要ありません

「ヌメ革」というと、「お手入れが大変そう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 私の名刺入れは、1年程前に鹿革用のWAX「Wax of the DeerSkin」を塗布しただけで、 その後は特に何もしていません。手の脂がちょうどよいコーティングになっているのか、程よいツヤが自然に出てきました。

鹿革の名刺入れ

特別なお手入れは不要ですので、鹿革の製品が初めての方にも安心してご使用いただけます。

仕事のときの相棒、いや戦友です

打ち合わせなどビジネスシーンの必需品である名刺入れ。
打ち合わせって内容によって雰囲気は様々ですよね。和やかな雰囲気ものもあればピリッとした緊張感の漂う打ち合わせもありました。 そんなとき、いつも一緒だったのがこの名刺入れです。

私にとっては「相棒」というよりもはや「戦友」という感じです。この名刺入れがそばにあるだけで味方が一人増えたように思えて、なんだか気持ちが落ち着くのです。

鹿革の名刺入れ

これまでも、これからも楽しみ

元々天然の革ですので二つとして同じものはないのですが、このように風合いが変わることで「自分だけの」名刺入れになりつつあります。 味わいが増すにつれて愛着も増すばかり。これから先も、どんなふうに変化していくかとても楽しみです。
「世界に一つだけの名刺入れ」。あなたの戦友にもいかがでしょうか。

今回ご紹介した商品  鹿革の名刺入れ 価格:16,500円(税込)