こんにちは。革と帆布のセレクトショップ香久山鞄店スタッフ・金平糖です。 奈良県橿原市にある鞄工房山本のランドセルショールーム。 その同じ店内に展示スペースを構えております「香久山鞄店」で店舗を担当しております。
「withコロナ」を徐々に受け入れられるようになったのか、お出かけのためにバッグやお財布など新調しに当店まで足を運んでくださる方も多くなってまいりました。 今まで通り感染対策には心を配り気を付けつつも、せっかくお出かけしたならば、のびのびと、開放感いっぱい両手を広げてお出かけを満喫したいですよね。
そこで今回は開放感を味わいたいお出かけにオススメ、香久山鞄店のラインナップより店舗で女性に大人気の帆布リュックをご紹介したいと思います。 わたくし金平糖イチオシの帆布シリーズで、「防水性」という心強い機能を持つ帆布で作られたうえ、どこかレトロ感が漂っている帆布リュックです。
こちらのリュックをお店にディスプレイしたところ、たちまち大人気。なぜかウェブサイトよりも、店頭で圧倒的人気を誇る帆布リュックとなってしまいました。 比較的メンズ系のラインナップが充実している香久山鞄店で、女性の購入率が100%というのも驚きです。
渋めの色合い、「ロールリュック」といったクラッシックな雰囲気を纏うデザインです。 わたくし金平糖のかなり個人的な見解なのですが、ロールリュックという形は「リュックの元祖」だったのではないかと勝手に思っております。
ファスナーやマグネットホックのような近代的な仕組みを使わずに、中身が溢れないよう蓋を閉じるために人が最初に編み出した術なのではないかと謎の持論があります。(根拠はございません。) ちなみにロールリュックの形状は、内容量の増減に柔軟に対応できるというメリットもあり、特にビジネスシーンで重宝されるポイントだそうです。
上を閉じるためのパーツはギボシ金具です。ギボシは革の穴が馴染むまでは指でクッと押し込むような感じですので、使い始めは少しコツが必要かもしれません。 でも大丈夫!こちらのリュックはより使いやすく、誰でもかんたんに開け締めしやすい構造になっています。
持ち手付近に、洗濯ばさみのような仕掛けをした真鍮フックがついており、金具をつまんむだけでラクラク開閉できるんです。
つまんで、パッ!くせになる面白さです。
さらにこのリュックに華を添えるのは、深みのあるワインカラーに染めた栃木レザーです。 通常の栃木レザー社のラインナップには存在していないワインを別注カラーオーダーして制作しています。 付属使いにはちょっともったいない気もしますが、アクセントとして使用することで、帆布のカジュアルさを内包しつつも革の上品さも持ち合わせた、とってもオシャレな帆布リュックが完成したのです。
その中でわたくし・金平糖が一番好きなパーツがこのサイドファスナー部分です。
このサイドファスナーの大胆さ、存在感に惚れ込んでしまいました。ただ単に使い勝手を良くするためのファスナーにとどまらず、デザインの一部としてしっかりと存在を主張した革のトリミング。リュックのスタイリングをより秀逸なものへと押し上げているところに心打たれました。
こちらの帆布リュックのデザインの特徴が、ショルダーベルトです。中央部分に真鍮のリングを使って革をクロスさせた遊び心あふれるデザインですが、じつはかなり実用的な側面も備えています。それは、ズレないということ。
ベルトを真ん中にギュッと寄せているから、ショルダーベルトが肩の端に寄りすぎることがなくなり、肩からずれ落ちにくくなっています。
香久山鞄店奈良本店では、同じ特徴を持つリュックを数点ご用意しております。手にとってご覧いただいたり、背負ったりしてどのような感じかもお試しいただけます。※常時在庫はしておりますが、人気のシリーズのため一時欠品となる場合もございます。
香久山鞄店では、さまざまなデザインの革や帆布のリュックをご用意しております。 →リュック一覧はこちらから
いつもとは状況が全く異なる一年となり、残すはあと2ヶ月。 マスクを付けることに抵抗を感じることが少なくなりました。逆におしゃれなマスク探しを楽しんでもいます。それも、気持ちが前を向いた証拠なのかもしれませんね。
わたくし金平糖は、空や雲を見ることが大好きなのですが、冬の特に夕方の空が好きです。ある日、お店の閉店作業を終えたあと、門を閉めに行って出会った空が、綺麗なグラデーションになっており癒やしを感じるひとときでした。
寒さにはめっぽう弱いのですが、鮮やかなグラデーションを映す空が見られるこの時期が好きでたまらないのです。自身のスマホでも、この空を見つけると、もう何枚も何枚も写真を撮ってしまいます。休日ならば、太陽が沈みきるまでずっと見ていられるほど、好きな空です。
最後までお読みいただきありがとうございました。