コラム

職人こだわりの作り。”求道(ぐどう)の布帛” 超立体リュック。

こんにちは、革と帆布のかばん専門店 香久山鞄店のスタッフよちこです。本日の鞄コラムで取り上げる商品は、こちら!!


超立体リュック

”求道(ぐどう)の布帛” 超立体リュック ブラックです。


”求道(ぐどう)の布帛”その驚きのしなやかさと柔らかさ。

超立体リュック

まるで受け継がれてきた着物のように落ち着いたこなれ感のある生地は、手触りやさしく、しなやか。持った瞬間に、しなやかな柔らかい手触りは何だろうと驚くことまちがいなし。生地に特殊なヴィンテージ加工を施すことによって、あたかも使い込んだような気持ちの良い手触りを表現しています。身に付けると、とても肌馴染みがよい事に気が付きます。


暑い季節には布リュックがおすすめです。

超立体リュック

リュックは他のバッグよりも、体に触れる面積が大きいバッグです。ずっと背負いっぱなしになることもしばしば。とくにこれからの暑い季節には、汗をかくことも多く、蒸れが気になります。化学繊維よりも肌にやさしく、軽くて通気性にすぐれた布製のリュックがおすすめです。


超立体リュック、構造の秘密に迫る。

超立体リュック

背中にウレタン仕込み。

この”求道(ぐどう)の布帛” 超立体リュック、布製品には珍しく背面部分にはウレタン素材を内蔵しており、背中へのアタリを緩和させています。平織りの帆布だと堅くてハリが強いため、こういった細かい加工は難しいのですが、”求道(ぐどう)の布帛”は、生地の柔らかさを生かして、芯材を仕込むことが可能です。


横一文字のテープ芯通し。

ショルダーストラップの付け根部分には、横方向にテープを縫い付けて強度を高めています。しなやかな生地の中に一本芯を通すことで、ウレタンフォームとともにリュックを支える構造の一部となっています。ほんの僅かなちがいのように思えますが、格段に使いやすくなります。


超立体リュック

ショルダーストラップにも芯通し。

ショルダーストラップにも一工夫。ウレタンフォームを内蔵させて体への負担を軽減させつつ、テープを縦方向に縫い付けて補強。リュックのストラップは腕を通すたびにねじれが生じ勝ちとなるため、捻り/ねじれに強い構造となっています。


超立体リュック

裏面凹凸でサラリと快適な夏。

ストラップには2本のステッチが走っています。ステッチワークによって体への接触部分に凹凸が生まれることで通気性も向上させています。お店で試しに背負ったぐらいじゃわからないけど、使い続けるうちにしみじみとわかります。


超立体リュック

光あるところに影がある、ニンジャステッチ。

リュックの両脇にある三角形型のパーツ、ここはストラップのテープが直に縫い付けられる部分のため、それなりに強度がほしい部分だったりいたします。三角形にステッチが入っているように見えますが、じつはもう1本、影のステッチが走っているのがおわかりでしょうか。


超立体リュック

ファスナーポケット横を並走するテープの謎。

リュックの本体には片側にファスナーポケットがあり、内部にアクセスすることが可能となっています。と、ここまならば通常レベルの鞄づくり。


このリュックが尋常でないのは、ファスナーに沿ってバイアステープを縫い付けているという点にあります。しかもステッチは二列縫製しているという念の入れようです。これだけではいったい何のことか、さっぱりわからないと思います。


この作り方がなぜスゴイのかというと、この先何年かで起こりうるであろう破損に対して、すでに予防措置を講じられているということに尽きます。穴を開けたら構造が弱くなる→だから補強しておく、というシンプルな考え方ですが、誰もができることではありません。そろそろスガシカオのProgressが流れてきそうなタイミングですが、お楽しみはこれからだ。


超立体リュック

オマケ。底に隠された底なしの秘密。

底の縫製です。こちらからみると台形みたいな底マチ。いわゆる小判底の変形パターンのようにみえますが、ところが!


超立体リュック

底だと思ったけど、底ジャナイ!

ひっくり返してみたら、底があるとおもったけど、底になっていませんでした!じつは前ポケットの下まで生地が続いているというトンデモナイ構造なんですねー。この作りのおかげでシルエットがスリムにみえて、物を入れたいときにはたくさん収まる便利なデザインになっています。


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