コラム

渋柿家・柿渋染め帆布ショルダーバッグ〈cl-ka-2〉に入れたくなるもの

皆様こんにちは。香久山鞄店です。

突然ですが、外国語で面白い名前がついているバッグってありますよね。 例えば、ホーボーバッグ。魚の「ほうぼう」じゃありませんよ。Wikipedia様によると、「ホーボー(Hobo)は、アメリカで19世紀の終わりから20世紀初頭の世界的な不景気の時代、働きながら方々(コラム筆者注:この「ほうぼう」でもありません。ややこしいなあ)を渡り歩いた渡り鳥労働者のこと。ホームレスのサブカルチャーの一員。」とあります。 ざっくりしたバッグに荷物を詰め込んで放浪する、って感じでしょうか。その名を受け継いだバッグ(下左のイラスト参照)は、今はどちらかと言うと女っぽい人が持つイメージです。某イタリアブランドからはJackie(ケネディ夫人)という名前で出されているくらいです。

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ただし、もともとのイメージは、もしかしてスヌーピーが旅に出る時に木の枝にくくりつけている、ああいう袋(風呂敷?)のほうが近かったのかもしれません!

なんでこんな話をするかといいますと、柿渋染め帆布バッグのシリーズの中にも、名前にストーリー性のあるバッグがあるからです。

メッセンジャーバッグ

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ストーリー性って、大層な。とおっしゃいますな。メッセンジャー、ポストマン、郵便配達は、「二度ベルを鳴らす」くらいなのでドラマチックです。それに、こういうかぶせの付いたショルダーって、学生風の若々しい感じもするし、中年以上の渋い男性が持ってもかっこいい。年月が経ってもその人なりの同じようなスタイルで、その時なりの良さが出るひとは素敵です。

鞄を見ているうちに、使い方、入れるものに想像が膨らむ

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このように、カブセがついた肩掛けショルダーバッグをメッセンジャーバッグ、といいます。イタリア人も こういうカタチのバッグを postino (ポスティーノ=ポストマン)と呼んでいるのを聞いたことがあります。各国で同じようにいわれているのかも。でも実は、香久山鞄店ではその名にあてはまる商品全てをそう呼んでいるわけではありません。サイズが大きめのものを主にそう言っている感じです。こちらの、柿渋染めの小ぶりな「メッセンジャーバッグ」。あえて本日こう呼ぶ理由は、正面から見たコンパクトさに対して収納力が優秀だからです。郵便配達の人の鞄が小さすぎて、郵便物が持ち運べなかったら大変です。

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それに、このショルダーストラップについている、ヌメ革の立派な肩当て。裏は滑り止め加工もしてあるので、重いものを入れるにも適した仕様です。 なんだか、「働くバッグ」のような気がしてきませんか。

外観の印象よりも沢山の物が入る理由

このマチ幅3cmの前ポケット、頑張るのです。ファスナーがコの字型に開いて、なかには更にポケットが。

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ベージュの横長ファスナーポケットは開口19cm。それに、幅10cmの平ポケットが2つ縫い付けてあります。お財布やスマートフォンをここにまとめてしまえば、主要部には嵩が張るものを入れることもできます。

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背面には全幅ポケット。交通機関のパスなど、素早く取り出したいものを入れられます。

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このバッグを見ていると、マチ幅のゆったりとした主要部に入るべきものが何かあるような……お弁当!? ブーッ。 いやいや、このデザインから連想される、なにか……

あっ

カメラ!

年代物の、味のある写真が撮れるカメラを、柿渋染めメッセンジャーバッグに入れて出掛ける。

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今どきの、どーんとおっきくてあちこちカーブになっている一眼レフじゃなく、フィルム式のこんなカメラ、合います! 車でいうと昔のセダンのような四角さ。

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鞄の雰囲気と、ずっとお付き合い出来そうな風格と、ずっとあちこち連れて行ってきた古いカメラ。

今日からさらに、新しいストーリーを一緒に作っていけそうです。

香久山鞄店 二見

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(画像に示された寸法は、カブセを除いた本体の高さなどを計測しているため、商品ページの寸法と若干異なります。)

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