こんにちは、革と帆布のかばん専門店 香久山鞄店スタッフの金平糖です。
「小暑」が過ぎ、「大暑」も間近になりました。それとともにいよいよ学生さんたちにとっては、楽しい夏休みへのカウントダウンが終盤といった頃合いでしょうか。
私は幼少の頃から、お盆休みには九州の母の実家に帰省するという恒例行事がありました。 私が社会人になって、長期休暇を取れなくなって中断したこともありますが、20数年間は一年も欠かさず帰省していました。
そんな九州までの交通手段は、「車」です。
平均12時間ほどかけて、高速道路で九州まで向かいます。渋滞に巻き込まれてしまったなら、18時間以上。
とにかく混むのです、宝塚ジャンクション。
この地点をいつクリアするのかによって、到着時間が大きく異なりましたので、父は交通ラジオでよく状況を確認していました。
その道中楽しみにしていたのが、なんといってもサービスエリア! その時は、母のお財布の紐もすこし緩んで「これ食べたいっ」というとすぐに「いいよ」と返ってくるのも嬉しくて、そうして地域の名産品を食べたりすることが何よりも楽しかったのです。
お土産コーナーを覗きに行って、〇〇県限定とかを見るたびに、「今、自分は〇〇県に居るのかぁ!」と祖父母宅までの距離を想像し、あともう少しっ!とテンションが高まっていきました。
ただ、おみやげコーナーあるある。
岡山県にいるのに、大阪府限定。
それを見るたびに「ここ岡山やんっ!大阪府限定じゃないやんっ」と心の中でツッコミを入れていました。今思えば、大阪府限定のデザインてことだったのかなぁ......なんて。
幼少の頃からお盆は、一年に一度しか顔を合わせられない祖父母や伯父伯母、従兄弟の姉妹に会える、夏休みの中でも、さらに特別なお休みでした。 今でも、その癖が抜けず7月に入れば自然と、どこかわくわくして浮足立つような気持ちになります。
香久山鞄店にご来店くださるお客様から、「お盆に孫が帰ってくる」と楽しみにしていらっしゃる様子を見ていると、 私も祖父母たちに会えるお盆が楽しみで楽しみでしょうがなかったので、その頃のワクワク感が蘇り、どこか嬉しい気持ちになります。
そんな皆が集まる夏休みは、やはりどこか楽しい所にお出かけする方が多いことでしょう! そんなお出かけも、昨今は天候の変化とともに注意すべきことも増えています。
その中でも、よく叫ばれるのが熱中症対策。
荷物は増やしたくはないけれど、暑さへの対策は万全にせねばなりません。 そうすると、必然的に必需品も増えますね。でも、お出かけを楽しむために持っておく必要があるならば、省けません!
そんな時、欲しくなるのがタオル・飲み物を入れてもOKな収納力抜群のバッグ!
そして、涼し気な素材感ならなお良し!
そこで、今回は見た目も重さも軽やかな素材=帆布で作られた、心強いお出かけの味方をご紹介したいと思います。
こちらは、国内で数台しか現存しないヴィンテージ織り機によって制作された布帛(ふはく=織物)で作られたバッグシリーズです。
失われてしまった機織りの製法が忠実に再現されています。従来の帆布よりも糸本数を増やすことで、 高密度で織り上げられ、しなやかさと丈夫さを見事に両立した逸品です。
◆NO.1◆ ”求道(ぐどう)の布帛” 超立体リュック BP_GRN3004
◆NO.2◆ ”求道(ぐどう)の布帛” A4メッセンジャー/ショルダーバッグ BP_GRN3002
◆NO.3◆ ”求道(ぐどう)の布帛” ミニショルダーバッグ BP_GRN3001
そして、新しくエントリーしたトートバッグがこちら。
こちらのトートバッグは、マチ幅も12cmとしっかりあってこのシリーズのなかでは、一番の収納力です。上の写真は、ある日突発的に旅に出たくなったある一人の若者(10代後半を想定)の持ち物を想像してみました。
中身は。
さらにファスナーポケットやオープンポケットにはそれぞれキーケースとスマートフォンを収納できるなど、ポケットも充実。仕分け収納も楽々です。
しなやかな帆布なので、かっちりした素材とは異なって、収納する物に合わせて多少は形の融通が利くというところも、帆布生地の良きところです!
奈良本店は、都市部から少し離れたところにはなりますが、周辺には新元号の由来『万葉集』の舞台となった場所や資料館、古墳や宮跡など古代のロマンを見て、時間の流れをゆっくり感じられる地がございます。お時間がございましたら、お出かけ先の候補としていかがでしょうか。
※お車のナビにて検索いただく際は、当店の住所「奈良県橿原市南浦町899番地」と入力していただくことをおすすめいたします。
田んぼに植えられた稲もどんどんと成長し、店舗周辺は青々とした爽やかな光景が広がっています。
皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。
最後まで、お読みいただき誠にありがとうございました。