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鞄工房山本の鹿革製品

銀鼠の鹿革ブックカバーに
涼を呼ぶ本を合わせてみる

2019年8月12日

空

(こちらの画像は、ちょっとおどろおどろしいので選びました。納涼……)

涼しさを演出してみよう

皆様こんにちは。
言いたくないですが、毎日暑いです。 エアコンを点けても、それはそれで身体がやられてしまいますし、エアコン以外にも涼しさを演出できるなら、ぜひやってみたいところです。

昔ながらの納涼テクニック

昔から、暑い日を快適に過ごすテクニックとしては

  • 冷たいものを飲む。食べる。(くれぐれも程々に……)
  • 涼しそうな音を聴く(風鈴)
  • 薄着をする
  • 海やプールで泳ぐ。水を浴びる
  • 怖い話を読む・聴く・映像で観る

今更ながら、風鈴って日本の粋な風習のひとつですね。他の国で類似の演出をしているときいたことはありません。 他に清涼感をもたらす音としては、鈴虫の音とか?でも、録音でもしないと好きなときに聴けません。家で飼うのは節足動物嫌いにとって恐怖です。 あ、ということは納涼効果あり?ん?

私の混乱はさておき、本日は、これまでとちょっと趣向をかえた〈ディア文庫〉です。 上記の「怖い話を読む」を中心に、銀鼠(涼しげな色)に合わせたいろいろな本を考えてみることにしましょう。 ※念の為、〈ディア文庫〉とは、鹿革18色のブックカバーの色ごとに文庫本を合わせて提案する、新しいギフトのかたちです。

怖さと涼しさの関係

その前に、ギモン。なぜ怖いと涼しくなるのでしょう。「ゾッとする」って、どういうことなのでしょう。

  1. 脳は緊張すると、警報を出す
  2. 自律神経系やホルモン分泌系の経路で〈逃走・闘争反応〉が起こる
  3. 四肢など大きな筋肉には血液を重点的に送って、体をすぐに動かせる状態にする
    (いつでも逃げたり、戦ったりできる体勢に)
  4. 結果、末梢への血液循環が相対的に少なくなるので、末梢血管は収縮する。
  5. 体が冷えた感覚が生じる

こうやってきくと、原始的というか、人間が動物であることを再認識します。面白いですね。 そういえば、恐怖で「身の毛がよだつ」のも同様に、自己防衛の働きときいたことがあります。

まずは怖い話で

怖い話
  • 『怪談』小泉八雲著 平井呈一訳 (偕成社文庫) いきなり誰もが知っている本から参ります。
    小泉八雲の怪談集。全部読んだことがなくても、雪女や耳なし芳一の話は子供の頃に絵本で読んだことがある方も多いのでは。 この中の話を含め小泉八雲の短編をもとに、同じく『怪談』というタイトルで作られた1964年のオムニバス映画もおすすめです。 今から見ると時代がかっているところも怖さを増大。そして、配役もたまらん。中村翫右衛門、杉村春子、中村鴈治郎が共演していたり。この顔ぶれだけでコワイ。
    DVDも出ています。
  • 『真夜中の檻』平井呈一(東京創元社)調べるうちに、この翻訳をされた方も怖そうな本を出されていることを知りました。まだ読んだことがありませんが、面白そう。
  • 怖い話

    怖くなくても涼しくなれそうな本

    涼しくなれそうな本

    怖い話が不得意な方のために、怖くないけど涼しくなる(かもしれない)本も選んでみました。 写真で気持ちだけでも涼しくなって下さい。

    モオツァルト・無常という事

    後半は『怖い本』ではなく、『機嫌よく一日が過ごせるための本』になりましたが、いかがでしょうか。 暑いにせよ、涼しいにせよ、楽しく夏を過ごすためにちょっとでもお役に立ったら嬉しいです。

    鞄工房山本 二見