Persimmon dyeing 柿渋染めバッグ特集

カテゴリ画像

新型コロナウイルスを無害化させる柿渋の抗菌作用。

柿渋は漁網、酒袋、和傘、傷薬、漆器など日常生活に結びついた伝承的技術として日本古来から幅広く利用されてきました。 近代化による生活様式の変遷にともない、一時はロストテクノロジーになりかけた柿渋ですが、 近年のオーガニック志向により安心安全な自然由来の生産物として、その価値が改めて見直されつつあり、 医薬品、食品添加物、化粧品、染料などさまざまな用途に使われています。


先日報道されたニュースですでにご存じの方も多いかと思いますが、奈良県立医科大学は「柿渋」が新型コロナウイルスを無害化させるという研究結果を発表しました。 新型コロナウイルスと唾液を混ぜ、純度の高い柿渋を加えて10分間置いたところ、ウイルスが不活性化/無害化されたとのこと。古来より様々な効能が知られていた柿渋の新しい可能性が見出されようとしています。



柿渋染め帆布の魅力。

香久山鞄店の柿渋染め帆布は、奈良県産の青柿を粉砕し、発酵・熟成させた渋液を繰り返し染めることで、 独特の風合いと色合いの表情を見せてくれると同時に、抗菌・消臭、防虫、防腐、耐水性など、柿渋ならではの特殊効果も備わっています。


柿渋染めは草木染めのように思われがちですが、草木染めに使われる色素とはちがい、光の酸化現象による化学反応によって色が生じます。 さらに何度も浸染(しんぜん※布をつけて染める)しては乾燥の繰り返しではじめて独特の色合いを醸し出します。


染め上がった布地のタフさ加減は、ちょっとした刃物でも切れにくくなるぐらい強靭。 通常の帆布を遥かに超える強靭さのため、縫製の際にミシン針が折れることもあります。


表面のテクスチャは立体的で、光の当たり具合で鹿革やスエードのように、綿の産毛が繊細な輝きを見せます。 香久山鞄店の柿渋染めに用いられる自然な発酵型柿渋液の持つ魅力は、10年20年単位での経年変化を楽しめます。 世界で一つの「渋さ」「癒し」「香り」「触り」、様々な側面を多感的に味わえるのが、柿渋染めならではの魅力といえます。



化学的に未知数な柿渋のチカラ。

柿渋は長らく在野における伝承的技法であったため、化学的にはまだ解明されていない未解析の部分が多い技術体系でもあります。 そのため、どの製品一つとっても同じものは一つとしてなく、経年変化や効果作用の度合いも一定ではありません。 化学的に未知数な特性ゆえに、効果効能を示すための基準については今後、さらなる研究が待たれるところです。


日本の四季・風土に合った繊維として古来より受け継がれてきた日本独自の素材、柿渋染め帆布。 自然なムラやシワ、陰影の醸し出す力強い美しさとともに、日常使いのお供として、香久山鞄店の柿渋染めバッグをご愛用くださいませ。



並べ替え
1 ~ 13 件目を表示しています。(全13件)
並べ替え
1 ~ 13 件目を表示しています。(全13件)