復刻モデル
ソフトヌメ革と栃木レザーヌメ側を使ったショルダーバッグです。熟練した革職人がひとつひとつ手作業にて独自のオイルをぬり、同じく熟練した鞄職人が丁寧に縫い上げ、仕上げられた鞄です。
分厚い革の仕上がりとなっておりますが、感触は柔らかくしっとりとして、一見硬そうな見た目を裏切る肌馴染みの良さと持ち心地の良い鞄となっております。さらに、この鞄の代名詞とも言える”鹿の角”がかぶせの留め具として用いられています。素材について
植物タンニンでなめされた牛革にオイルを含ませています。「植物タンニンなめし」とは植物に含まれる水溶性のタンニンという成分を利用して革をなめしていきます。この手法の起源は古代エジプトまで遡るといわれています。その工程は20にもなり、約2ヶ月という時間を経て完成されます。さらにオイルを含ませることで、使えば使うほど革が馴染んでしなやかさと色ツヤが増していき,”革を育てる”ということを実感していただけます。
※上記画像はタンにて撮影。屋外(太陽光)では、より赤みがかって見える場合もございます
味わいは底の部分まで
もうひとつ、「ミリング加工(革をもみ込む工程)」または「空打ち」と呼ばれる工程を行います。それにより革の繊維をほぐして柔らかくしたり、革に自然なシワやシボをつけることができ、同じものはひとつとしてないやさしい手触りの表情豊かな革になります。
機能性もちゃんと
せっかく表情豊な良い鞄を持っているのに、鞄の中をごちゃごちゃさせたくないですよね。大丈夫です。内側にはすぐ取り出せるようにファスナーなしの小物ポケットと、もうひとつは鍵など貴重品をきっちりしまえるように、ファスナー付きとなっております。さらに、かぶせの下には手帳などが入れられるホック留めのオープンポケット、そして背面にはファスナーポケットがありますので、すぐ取り出したいものはこちらにどうぞお入れください。
サイズ、お確かめください
横は39cm、高さ28cm、マチ幅12cmとかなり”懐の広い”つくりとなっており、荷物がどんどん入ります。安心して、お出かけ先でお買い物してください。
なにを入れますか
写真のように雑誌やペットボトル、お弁当まで入ります、この鞄。
さらに内側や外ポケットを使い分けて、鞄の中をごちゃごちゃさせてしまう細かいものもすっきりと収納していただけます。こんなに気をきかせてくれますので、ちょっとそこまでのおでかけはもちろん、旅行のときのお供としても活躍してくれます。
鹿の角
この鞄の代名詞である『鹿の角』。同じものはひとつとしてありません。植物タンニンなめしとミリング加工によって醸し出される自然の革らしさ、それに溶け込みつつも見た人の印象に残るこだわりのパーツとなっております。
シンプルであっても、単純ではない
今までヌメ革を本体素材にしている鞄を探して見つけたとしても、いささかシンプル過ぎて物足りなさを感じたことはありませんでしたか。
ところが、この鞄。ご覧頂きましたように正真正銘ヌメ革でつくられておりますが、分厚いベルトに真鍮金具、留め具に鹿の角など贅沢なパーツを惜しみなく用いて、細部まで妥協しない仕上がりとなっており、今まで感じていた物足りなさを埋めてくれること間違いなしです。