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鮮やかで輝くイタリアンレザーで作った革財布。
それぞれの色が、それぞれに”誇り”をもっているかのように、輝いています。シンプルなデザインではありますが、単純では無い色彩。本来、革の色に合わせたステッチを施すのですが、よくご覧いただくと、ブラウンにはブルーのステッチ、ブラックにはグリーンのステッチにするなど、あえてすこし外した色合いを組み込むことにより、それぞれに輝かしい個性をもったデザインとなっております。
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かぶることはない”唯一無二”の色
この財布をかたどっている革は「タンポナートレザー」といいます。「タンポナート」とは、イタリアで脈々と受け継がれてきた伝統的な染色方法のことをいいます。まだ染色されていない素の革に、染料を染み込ませた綿を使い、手作業でポンポンとたたきながら色を加えていきます。色合いを見極めながら、色を塗り重ねていくため、熟練した技術とセンスを要します。
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「タンポナート」という染色方法は、染料を染み込ませた綿でたたくようにして丁寧に地道に染めていきます。そのため、単色でもグラデーションがかったような他にない表情。職人の技術や力加減によって生み出される表情は、同じものはひとつとしてありません。
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この外見と中身のギャップ、ときめきませんでしょうか。通常内装は、単色であることが多いかと思います。それもシンプルで良い。 でも…。こちらは、カードケースとコインケースの部分に本体の革と同じカラーのキップ(成牛未満の中牛)ヌメ革を使っているのです。 このバイカラー、中を開けるたびに、テンションが上がること間違いなしです。
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並の2つ折りを超える収納力。コインケースの裏にも、カード収納スペースがあります。
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こちらは、カードケースの裏側にもカードが収納できます。使う頻度が多いスーパーとかコンビニで使うカードたちは前側に、 特別な時に使うポイントカードやクレジットカードなどは後ろのポケットに、というように仕分けもしやすいですよ。
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「ボックス型」のコインケースです。お買い物に行ってレジ前で「いくらあるのかなぁ…?」と思った時、ガバっと大きく開くから中身を見渡せて探しやすくなっています。
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お札入れも2層式です。紙幣の種類ごとに分けての収納も可能です。お札と家計簿用のレシートと、というようにいろいろな仕分け方法でお使いいただけるかと思います。
カラー
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静かな青『ブルー』
忙しい日々。そんなせわしい心に落ち着きをもたらしてくれる青。でも、青ばかりの配色では寒々しいと感じてしまうかもしれません。そこで心を明るくほっとさせるキャメルを内装に用いて、全体的にメリハリはありつつも、心をときめかせるバイカラーに仕上がりました。
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安心感の『キャメル』
キャメルも、ブラウン同様に”自然”を感じさせる温かみのあるカラーで、”温暖色”とも呼ばれています。そんなふうに心穏やかにしてくれるキャメルの内装に、甘くなりすぎないよう引き締め効果をもたらすダークブラウンを配しております。ともに温暖色であり安心感を与えてくれるこの絶妙なカラーリングには降参です。
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情熱と生命力の『レッド』
「情熱の赤」といえばもうすでに定型句のようになっておりますが、こちらの赤はすこし味わいが違います。ご覧いただけますようにただただ「真っ赤」なだけではありません。「熟成された赤」とでも申しましょうか。妖艶なオーラを纏っています。さらに、内装のダークブラウンも相まって、まるで「フラメンコの女王」と呼ばれていそうではないでしょうか。
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安らぎと調和の『グリーン』
なんなのでしょうか。このグリーンから放たれる“癒やしのオーラ”は。目にも優しいこの色味。また、タンポナートの染色で熟練した技術によって作り出される本当に絶妙な濃淡。でも、淡くなりすぎないように全体を引き締めるように、」ステッチにはブラウンを配しています。またこれ、絶妙なり。
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不変と威厳の『ブラック』
この堂々たる姿。長年、使い続けられる“不変”の色。ひとつ持っていれば間違いないというものです。でも、全てを黒で統一してしまうと、重厚感が増すばかり。だから、ステッチにはグリーンを。内装には、キャメルをというように少しの抜け感もあって、親しみやすい黒となっています。