財布

小銭入れの外側だけでなく
内側の汚れも綺麗にしてみる

2019年7月14日(2020年3月19日更新)

財布・長財布

皆様こんにちは、鞄工房山本の晴之です。
明日7月15日は7月の第3月曜日! 海の日ですね!

「海の日」と「海なし県」奈良

海の日が制定された平成7年、当時は7月20日が海の日でした。それがハッピーマンデー制度により、平成15年から7月の第3月曜日と定められたんですね。 私の中で海の日のイメージは7月20日でした。海の日から夏休みが始まる! という印象が強いです。 そんな海の日の趣旨は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」こととされており、名実ともに立派な日本の祝日です。 聞いたところによると、各国にも「海の日」がありますがそれを国民の祝日としているのは日本が唯一だそうですよ。 ところで、「海の日 = 海開き」というのはよくある間違い。日本の各地域によっても、各海水浴場によっても海開きする日はそれぞれ違いますもんね。

ところで、島国日本には「海なし県」と呼ばれる海岸線を持っていない内陸県が8県あります。栃木、群馬、埼玉、山梨、長野、岐阜、滋賀、そして奈良県。 この中で、海の日と同じ7月の第3月曜日を「山の日・川の日」と平成20年から条例で定めた県があります。
何を隠そう、奈良県です。
今となっては国民の祝日である山の日ですが、そうなる前から条例で山の日を制定している県はありました。 それは全くかまわないのですが、奈良県はわざわざ海の日に山の日・川の日を被せたのです。そうする必要はあったのでしょうか。 内陸県であろうと間違いなく海の恩恵は受けているのになー。どういう意図なんだろうなー。なんだかモヤモヤしてしまいました。

気を取り直して!

小銭入れのメンテナンスとクリーニング

今回は私の小銭入れをもう一回!メンテナンスしてやろうと思います。
前回のメンテナンスの様子とケア用品の種類など、メンテナンス情報について書いた記事も参考に下記リンクよりご確認ください。

★過去のブログはこちらから
<2019年6月28日>「小銭入れを持つメリット~財布と小銭入れのメンテナンス~」

以前、クリーニングもしてプロテクションクリームも塗って外側は艶も出て良い感じなのですが、すっかり内側のクリーニングを失念していたのです。 革ではなく、生地を使っている部分ですね。

小銭入れ

普段は目立たないところなので気づきにくいのですが、こうして収納していた小銭を出して中を確認してみるとなかなか汚れています。 お財布についている小銭入れもそうですが、内側は硬貨の汚れがつきやすくなっているため、革ではなく、別で生地を代用し使うものが多くあります。 ですので今日は、そんな生地を使用した部分に対するメンテナンス。というかクリーニング方法のご紹介! ちなみに内側も革のアイテムは、上の記事でご紹介しているやり方で、クリーニングは可能ですよ!

まず用意する物は、

  • 中性洗剤(食器用洗剤で OK)
  • 柔らかい布2枚

のセットだけ!

小銭入れ

オイルやクリーム、スプレーなどの特殊なアイテムを購入していただく必要はありません。 クリーニングの方法自体も革のお手入れよりもずっと簡単ですよ!

手順その1 : 薄めた洗剤で拭く

まず水で薄めた中性洗剤を布に含ませ、その後、固く絞ってください。この時、水も洗剤も少量ずつお使いいただくことをお願いします。 濡らしすぎて水分を含ませすぎると生地から革にまで浸透して目立つシミになる可能性や劣化の原因になってしまうので気をつけて! そしてその布(クロス)を使用して、汚れ全体を拭き取り落とす! おりゃー!

小銭入れ

メインスペースを拭いただけでこんなになりました。効果バツグンであることが伺えます。

小銭入れ

手では直接触れないので汗や手垢がつくことはありませんが、硬化の汚れだけでも溜まるとこうなってしまうのですね。恐るべし硬貨たち。

手順その2 : 水拭きする

そして洗剤をつけっぱなしにしておくのもよくないので、先ほどの布をしっかりと水洗いして洗剤を落とし、それをまた強く絞って小銭入れの内部を水拭きします。 洗剤を拭き取るようにしましょう。水拭きの写真を撮ったら先ほどのものと全く同じ構図になったので、掲載は控えますね!

手順その3 : 乾拭きからの乾燥

濡れた状態でそのまま、おいておくわけにはいきません。仕上げに、もう一枚の乾いた布で水分を拭き取るように丁寧に乾拭きを行います。 最後にはカビ予防のためにもしっかりと乾燥させることを忘れずに!十分すぎるほど陰干しにしてください。ここでポイント! 天日干しは革によくありません!革は直射日光に弱いのです!必ず日陰の風通しが良い場所で干しましょう。 乾拭きの写真を撮ったら先ほどのものと全く同じ構図になったので、掲載は控えますね!(2回目)

時間をかけて十分乾かすと、こんなに綺麗になりました!という変化が見える写真も載せようと思ったのですが、現在進行系で乾かし中です! 今しばらくお待ちくださいませ! (乾燥させてやっとキレイになった写真はこちらのブログ記事にございます!どうぞご覧ください!)

番外編 : しつこい汚れのクリーニング

以上が一連の流れです。しかし!中には頑固にこびりついた黒ずみや油分などの落ちにくい汚れがついており、汚れを落としにくくなっていることもあります。 そんな時は次の方法を試してみてください。

たたき洗い

中性洗剤の濃度を少し濃い目にし、柔らかい布に浸します。それをしつこい汚れにあて、ポンポンと叩くように洗う! コツは生地の汚れを布へ移すように行うこと。汚れを落としたら、上記と同様に水拭きから乾燥までしてください。 ボールペンのインクなどのようなしつこい汚れも、付着してすぐこうすると落としやすいかもしれません!

歯ブラシ

お掃除のときって歯ブラシは何かと便利。濃い目の中性洗剤を歯ブラシに少しつけます。それを使ってしつこい汚れをこする! 強くこすりすぎると生地を痛めてしまうので、力は使わないようにするのがコツです。軽くやさしくで大丈夫です。 こちらも、汚れを落としたら水拭きから乾燥までして完了です。


毎日目にするお財布や小銭入れの外側と違って、コインが入っている内側って汚れを落とす機会がなかなか無いと思います。 でも、専用のクリーナーが無くても簡単にお手入れができるんです。
定期的にでなくて構いません。汚れに気づいた機会に、ご自分の大切にしているレザーアイテムのレザーでない部分もどうぞお掃除して綺麗にしてあげてください! 目につかないところまでメンテナンスすることで、革製品を長持ちさせましょう。大切なものだからこそ、長く使えるよう綺麗な状態を保つことが大事なのです!

鞄工房山本ブランドがおすすめする、プレゼントにも人気の高い鹿革製小物の商品、使えるコインポーチも内側はシャンタン生地! ふくろ縫いなので裏側に返すとお掃除もしやすくできています!
しかし! 裏返す時と表返す時、革表面に傷やシワが付いても当店は保証できかねますので、十分ご注意ください! また、魅力的な天然の鹿革の特長は皆様ご存知のように、非常にデリケートなタイプの素材です。 クリーニングのときには水分や洗剤をつけないよう、お気をつけくださいね。

小銭入れ

(左から)

コインポーチ 千歳緑 × 若葉色 価格 5,900円(税別)
柑子色 × 銀鼠