オールドタイプで本格派。2段構えの革。
第1段階でステアハイド(成牛の皮)に軽くクロームなめしをして、革に柔軟と伸縮に富んだ耐久性をもたせます。第2段階で植物タンニンなめしをすることで革本来の色と艶、奥行きを存分に引き出します。タンニンを入れることで、使い込んでいくと革の経年変化が楽しめるようになるからです。その後、革の1枚1枚に対して手作業で染料とオイルを塗り込むことでアンティーク感を強めており、最後に革の表面に仕上げの磨きをおこなうことで、革の光沢を引き出しております。 丈夫なうえで手触りよく、お手入れも簡単。しっかりエイジングもしてくれる革なので、長くお使いいただけます。
時代を超越したデザイン、王道のスタイル。
永遠のスタンダードナンバーがいつの時代も古びないように、ショルダーバッグとしての黄金比を大切にサイジングいたしました。持ったときのサイズ感、バランス、美しさは随一です。ショルダーバッグとしてこのくらいの大きさがちょうどいいんだな、と感じていただけるかと思います。
決して同じ表情はありません。
手塗りでオイルを塗り込んで磨いておりますが、天然素材の風合いはそのままに、ほんのすこし艶をまとわせるだけにとどめています。作りにこだわったヌメ革だからこそ、同じ表情をした革はありません。天然のシボ感、スムース感をありのままに生かしています。それぞれに個性があり、あなただけのバッグになりえます。
便利なマグネットホックです。
かぶせの開閉はマグネットホックなので簡単に開閉ができます。オールドなデザインにしながらも、同時に使いやすさも大切に。が当店のモットーであります。今日びモットーなんて言葉、使うだろうか。バックルでも開閉できますが、あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ。
カワノワ。
バッグ本体とショルダー部分を金属の金具や鋲で繋ぎ止めるなんて、このバッグではそんな野暮なこといたしません。本体とベルトとあなたとの関係は、できるだけピュアで自然のままでいたいんです。だから「革の輪っか」構造にしています。革同士が擦れ合う、ほんまの革の音を聞いてください。
収納
鞄の中の迷子を防ぐ、俺たちポケット同盟。
大事なものを入れるファスナーポケット(幅12x深さ16cm)に、オープンポケット2つ(幅12x深さ10cm/マチ付 幅8x深さ10cm)を備えております。オープンポケットにはちょっとした小物などがぴったり収まります。いつも書いてて思うのですが、いったいなにが”ちょっとした”で、なにが”小物”なのだろうか。自分をごまかすのはもうやめよう。画像の通りキーケースやパスケース、あとはリップとかもいいんじゃないか。男でもリップぐらいは許してくれ。
ポケットがあるなんて知らなかった。
メイン収納の手前に隠しポケットを備えました。スマホとか、すぐ取り出したいものを収納ください。この手のバッグでは、ぶっちゃけて言いますが、ここまで手が込んだものは少ないと思います。
必要にして十分な収納力です。
タブレット、財布、手帳、ステーショナリー類など必要なグッズが、ずらりコンパクトに収まります。横型タイプのメリットでありますが、荷物が並べて入れられるから見やすくて一目瞭然なわけです。
ちょっと待ったー、後ろも忘れちゃ困る。
背面にもファスナーポケットを備えております。服とゴシゴシ擦れ合ってもダメージにならぬよう、革のまぶたをつけてファスナーを半隠し。瞼(まぶた)の母ならぬ、瞼(まぶた)のファスナーとなっております。軒先三寸借りうけまして申しあげます。セーター着ても安心です。