鞄コラム

2018/10/22 | おつむてんてん、タンポナートなヌメ革のお財布。


こんにちは。革と帆布のかばん専門店 香久山鞄店スタッフの伊藤です。


先日メルマガご紹介したばかりのお財布を、鞄コラムでもご紹介したいと思います。一癖も二癖もある当店がオススメするからには当然ですが、並の財布ではありません。さて、このエルメスっぽいオレンジの箱の中身は…いったいなんだろうか。



染料を含ませたスポンジで叩きながら、何度も繰り返して革に色を乗せていって、革職人が一枚ずつ仕上げていく、たいへん手間がかかる染色方法「タンポナート」で作ったお財布です。透明感のあるきれいな革なので、お財布を見てるだけで心がウキウキときめいてまいります。どれ1つ抜き取ってみましょうか。ジェンガじゃないんだけどな。



グリーングリーン、丘の上にはララ 緑が萌えーるー♪


と、なんだか歌いたくなってまいります。ご覧ください、どーですか、このグリーンの色鮮やかさを。出来上がった段階からひとつとして同じものがない職人の感性と伝統的技法で作られたタンポナートレザーは、とても雰囲気があります。一枚一枚、革によって色合いが変わるため、世界で一つだけのお財布となります。



こっちはチョコになります。このテリ感、ツヤ感の見事さよ。静かに何も語らず、でもどこか気になる蠱惑的な色です。無類のチョコ好きである私には、たまらん好きたい。


何より、ステッチの色がネイビーだという、この色合わせのセンスに痺れます。ガキっぽい財布はもう卒業するときかもしれない。そんなあなたには、このビターなチョコ色をオススメいたします。



ブルーのお財布、パカっと中を開けてみました。ブルーもいいよね。コインケースにカードスリット、ありがちなデザインのように見えますが、じつは他のお財布にはない特別な構造が隠されているのです。どこがすごいのか、わかるだろうか。



うーむ、さっぱりわからん。

金田一耕助シリーズの加藤武演じる警部みたいに、わかってないくせに自信満々で「よしっ!分かった!」って言ってみたい。



ここが、なんだか怪しいぞ。

むかしから「革財布、三日会わざれば刮目してみよ」ていうじゃないですか。いや、ねぇよそんな言葉。



ゴゴゴゴゴ…。

なんと、カードスリットをめくると、その裏に第二のスリットが現れた!



じゃ、もしかしてコインケースもどうだろうかと思ってめくってみたら、出た!コインケースの裏にも、第三のスリット!!


金田一君、これはもはや完全犯罪だよ!



おまけ。箱を開けるとハチが一匹います。ゆけゆけハッチ みつばちハッチ。


こちらから購入できます。