鞄コラム

2019/01/31 | 焦がし馬革メッセンジャーバッグ、革の経年変化がすごい!

こんにちは、革と帆布のかばん専門店 香久山鞄店スタッフのよちこです。


今回の鞄コラムは「焦がし馬革メッセンジャーバッグ、革の経年変化がすごい!」です。香久山鞄店で革のショルダーバッグはたくさんありますが、その中でもスタッフよちこが経年変化の味わえるバッグとしてイチオシしたいのが、「焦がし馬革メッセンジャーバッグ og-70873」です。


焦がし馬革のショルダーバッグ、1年使った革の経年変化。

革のショルダーバッグ

こちらは実際にこのバッグを作った職人さんが使っているショルダーバッグです。革のエイジングとか経年変化ってどんなものかをお伝えする一例としてお見せするのにちょうどいい感じです。このショルダーバッグは革の風合いがとてもユニークになったので、皆様にぜひご紹介したいと思います。


革のショルダーバッグ

月イチ使用でも勝手に育っちゃった!焦がし馬革のエイジング。

使用頻度は、ほぼ月イチぐらい。1年間のみですが、どうしてどうして。しっかりと革の風合いが生まれております。革は使うほどにエイジングするものですが、なんと月1回でもここまで変わりました。これはいい方向での想定外な変化でした。


革のショルダーバッグ

革の経年変化を見極めろ。

革はすべて同じように経年変化していくわけではなくて、味わいが出るところ、出にくいところが存在します。革の経年変化の一番のいいところ、それはまさかのココでございました。ココってどこだよそこは。ココストアのことか?でも隣の席の金平糖さんがココストアのことをまったく知らなかったので、ネットで調べてみたらココストアがいつの間にかなくなっていることを知って、ものすごくショックでした。


革のショルダーバッグ

革の経年変化のスイートスポットはここだ!

たとえばタンニンなめしでなめした革は、均一にタンニン成分が染み込んでいるわけではありません。濃く入った部分と薄い部分が生じています。当然ですが、タンニンが濃く入った部分ほど経年変化が強く生じる傾向にあります。

では、濃く入った部分はどこなのだろうか?それは…じつはキズの部分に集中しているのであります。


まさかのキズ!


通常ならキズの入ったエリアは、捨てられることも多い部分です。本製品ではあえて、それも味わいの一つとして生かして作っているのですが、キズが転じて味わいに変わるのです。キズ以外には、たとえばシワなどが入っている部分もけっこう変化率が大きいところです。


スムースで無傷な革はすばらしいですが、キズのある革だって別の価値があるんじゃないでしょうか。無傷の革にはない、ダイナミックな変化が味わえることを知ってしまうと、もう傷なしではいられないってくらいになります。(重症です)