皆様こんにちは。香久山鞄店 スタッフ・金平糖です。

8月8日の立秋を過ぎたころから、一雨降るごとに早朝や夕方頃にはすこし秋の気配を感じられるようになった気がします。風が通らない我が家は、日中はクーラーを弱風でつけねばまだ過ごしにくいのですが、それでもクーラーをつけるか悩むほどの気候となってまいりました。

そんな中、前回の革小物のコラムでお伝えしたのは夏の風物詩「花火」にちなんだお話でした。

今年は会場まで赴いて、間近で見ることは叶いませんでしたが、実家に帰省している時に、府境を超えた隣の隣の地区の自治会主催で夏祭りが開催され、ベランダの一番端っこギリギリから、花火をちらっと見ることができました。それだけでも、夏という季節を満喫できたような気がいたします。

そしてもうひとつ。私には、夏に楽しみにしている風景があるのです。
それは青空に広がる「雲」です。

夏は、「入道雲」を始めとして「積雲」や「積乱雲」など名前からしても、もっくもくの雲が発生しやすい季節です。その形がさまざまでそれを眺めることが、私の夏の楽しみのひとつなのです!

この時期は、スマートフォンの写真フォルダも、デジタルカメラのSDカードも雲の写真でいっぱいになります。そのなかの My雲コレクションのひとつをお見せいたしますっ!

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自宅付近に出現した雲です。これを見たとき私の頭に浮かんだのは、
毎週日曜日夕方18:30から放送されている日本一有名な一家の主人公さん。その女性の髪型の一部にしか見えませんでした。、発見した時「あーっ!」っと声が出そうになりました。でも、仕事の帰り道の途中だったので必死に言葉を飲み込みましたが、誰かと共有したくてうずうずしました。

こんなふうに、雲を見ているといろいろな想像が膨らんだり、数秒後には全く違う形になっていて、「さっきの珍しい雲と出会えた!今日はラッキー!」とその日を良い気持ちで締めくくることができるのです。

ぜひ皆様も、横断歩道で信号が変わるのを待っている時などに、ふと空を見上げて見てみてください。雲との出会いは一期一会です。見上げた瞬間に面白い形をした雲や夕日に照らされた赤い雲などに出会えるかもしれませんよ。

眩しいっ!そんな太陽光は、自然の照明

ジリジリと照りつけていた夏の日差し。日傘をさしていても傘が焼けてしまうんじゃないかと思うほど、強かったですね。季節が変わって日差しの強さはすこし弱まったようですが、それでもまだ燦々と降り注ぎます。そんな天気の良い日は、やっぱりどこかに行きたくなります!

そんな時、一緒に出かけるバッグとして、楽しげでカラフルなレザーバッグはいかかでしょうか?
今回はあえて、夏だけど、暑いけど、本ヌメ革で作られたミニトートバッグをご紹介します。

「夏に革は暑苦しい……」確かに、そう感じます。夏なら、帆布などの布地のほうが見た目も涼やかです。それでも夏には「太陽光」という自然の照明が燦々と降り注ぎます。だからこそ、鮮やかな色に染めあげられた革の色味や質感などの魅力が、存分に引き出されるのではと思うのです。

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こちらのミニトートは、ロングセラー商品のひとつです。姫路オイルヌメ革で作られた飾りっ気のない至極シンプルなミニトートバッグ。オイルが染み込んでいるので、艶のある表情が特徴です。内装にはあえて生地を貼らず、革そのものを楽しめる極めてシンプルなデザイン。

写真は、6色あるなかでも人気の2色を選抜いたしました。ある日、実家に帰るために夜電車に乗っていたら、仕事帰りのビジネスマンの方がこの姫路オイルヌメ革トートバッグ(グリーン)を仕事の相棒バッグとして使っていらっしゃいました。持ち手部分も本体部分も繊維がいい感じにほぐれ柔らかくなっていたようで、すこしクタッとしていながらも、色は深みが増しており、良い表情になっていました。

使っていくうちに少しずつ変化していくというところが、他の素材には無い革の良いところ。また、適度にメンテナンスをすれば何年でも使えます。それもまた良いところ。このトートバッグがそんな相棒のひとつになれば幸いです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

香久山鞄店 スタッフ・金平糖

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