工房紹介Workshop info
令和の工房
Work shop
経験と勘が頼りだった鞄製造の世界に、最新鋭のデジタル技術と若い職人世代の柔軟な感性との融合による「令和の工房」とも呼べる革新的なスタイルで、ロジカルな鞄作りを実践しています。
こだわりの製法
Recipe
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革の特性を見極めて
無駄なく美しく使う技術一枚の大きな革を、バッグに使用するパーツに合わせて正確に裁断するところから香久山鞄のバッグづくりが始まります。
貴重な革を無駄なく使うことも、バッグ制作に欠かせない大切な技術のひとつです。 -
革の特性を生かした
ものづくり天然素材の革には、繊維の絡みと流れがあります。
そうした革の特性を見極め、最適な部位と角度でバッグのパーツを取っていきます。 -
仕上げを左右する確かな手仕事
パーツの寸法はもちろん、革の均等な厚み、ブレのない縫製技術といった正確さが、最終的にバッグの美しい仕上がりにつながります。
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時間をかけて最後まで丁寧に
完成したバッグはきれいに拭き上げて、スタッフが検品。くまなくチェックして、確かな品質のものだけをお届けします。
職人の技術
Technique
物作りへの強い思いが技術を磨く
香久山鞄の工房で製造されるバッグは女性のスタッフ3人によって作られています。
「鞄の製造は未経験だけど物作りが好き」という強い気持ちを思った職人たちが集まっており、
職人は、鞄工房山本のランドセル製造に関わるすべての工程を経験し、全員が習熟しています。
プラスアルファを意識した物作り
女性特有の感性なのかもしれないが、男性と比べても、もの作りに対しての
発想そのものが柔軟で、自分たちで1つ1つ、工夫して考えながら鞄作りをおこなっています。
創意工夫して、いいものを作ろうとする意識がものすごく高く、
『プラスアルファ』の工夫力があります。
そんな集団だからこそ、よりよい形で商品が出来上がるのです。
仕事の基準が0.5mm
2mmの次は3mmと、1mm単位で考えるのが通常の鞄作りです。
しかし、彼女たち3人は、0.5の世界で捉えています。(仕事の基準が0.5mm)鞄にあった理想的な
ピッチで縫うことを目指して日々物作りに没頭しています。
香久山鞄の自社工房では、革の漉き割り・漉き幅・角度など革の漉きすべてを内製でおこなっております。
一般的には、漉き屋さんと抜き屋(裁断)までアウトソーシングで頼むことが多く、材料を裁断して納入したものを、貼り合わせたり、縫製していくのが一般的ですが、裁断するものや場所ごとに様々な裁断機を使い分けていき、工房内で一貫して製造するという姿勢を貫いています。