こんにちは。革と帆布のセレクトショップ 香久山鞄店のスタッフ 南浦マチ子 です。
年によって、18日であったり、20日だったり変わるようですが、今年は明日2月19日は【雨水】だそうです。
雨水とは、「空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ」とのことですが、今年は遠くの山に薄っすらと綿帽子を見たぐらいで、ちゃんと雪を見た記憶もなく、気づけばもう春はすぐそこまで。
年々、季節の移ろいが早く感じられ、1年の早さにビックリすることもしばしば。
身近なところでも、お気に入りのアウターや鞄も気づけば何シーズン目(使っている)?ってことがあります。
しかしながら、長く使っていればそれなりに綻びが…。
お客さまからもご愛用のバッグの修理について、時々お問い合わせをいただきます。
そこで、今回は修理でお預かりする際の流れをご紹介いたします。
修理できますか?
「修理できますか?」
実はこのご質問が一番難しく、安易にお答えいたしかねます(苦笑)
基本的には、鞄の修理は、販売店が窓口になるため、当店でご購入いただきました鞄の修理はもちろん当店でお伺いいたします。
ですが、革や帆布のダメージが大きく傷み具合が激しいものなど状態によってはそもそも修理が難しいものや、修理をすることによって更に傷めてしまう可能性がある場合もあるため、現物をお見せいただくまでは、きっちりと回答することができないのです。
見積りも同様に、状態を拝見して、どのようにアプローチするか検討することになるため、なかなかすぐにご案内ができないこともあります。
では、どのようにすればいいの?
メールでのお問い合わせの場合
まずは、鞄を特定。
品番や色などわかるようでしたらお教えください。
わからない時は、鞄の全体写真をメールに添付してください。
次に、どのような修理を望まれているかお教えください。
破損箇所の写真をメールに添付していただき、「ショルダーベルトが切れたので交換したい」「フラップ部分のマグネットホックが壊れた」など簡単に教えてください。
例えば…
鞄の全体写真
破損箇所の写真
「慌てて開いたら、紙を挟んでしまいファスナーが動かなくなった」
このようにお送りください。
メールを拝見し、この時点で回答させていただけるようであれば、修理費用などのご案内をいたします。
やはり、一度拝見させていただく必要があると判断させていただいた場合には、奈良本店へお送りいただくようご案内させていただきます。
店頭にお持ち込みの場合
各店へのお持ち込みの場合は、状態を拝見した上で、一旦お預かりさせていただきます。
修理費用はどのくらい?
修理費用は、状態や修理内容等によってマチマチです。
1,000円に満たない場合もあれば、ご購入時にお支払いいただいた金額に近い場合もあるため、当店ではお見積りをご提示し、修理をするか否かお客さまのご意思を確認させていただいております。
また、基本的に修理代金は先払いでお願いしています。
修理期間はどのくらい?
修理期間も内容によって異なります。
お見積りの際に、だいたいの修理期間をお伝えしております。
修理が完了いたしましたら、ご連絡の上、配送でお届けまたは店舗にてお引取りいただくようにご案内しています。
大切にお使いいただいている鞄だから、財布だから。
残念ながら寿命で修理をお受けできない場合もありますが、私達もお客さまのご愛用の品を大切にお預かりし、引き続き長くご愛用いただけるよう修理をお受けしております。
何か気になられることがありましたら、まずは、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。